ゴン太の田舎暮らし

楽しい田舎暮らしの日記です。

停電生活

 我が家のある地区は、金曜日以降になって停電が解消されるものと諦めていた。

 木曜日の夕方に停電とはまったく関係のない勤め先から弁当を買って帰ってきた。

 すぐ隣の地区は停電をまったくしていない地区で、コンビニも開いている。しかし、コンビニには弁当など、いつも売り切れであった。

 コンビのを過ぎ、街灯のついた下り坂を下りて、上り坂になると停電している我が地区になる。諦めていたが、やっぱりまだ停電だと、思いながら暗い我が家に入った。

 夜7時半頃、ガスランタンの灯りをつけて、買い出ししてきた物を運び込んでいると、電気がつき出した。

 

 我が家は、停電中ガスランタン3つをつけて灯りにしていた。また、キャンプ生活を楽しんでいたので、一人一個ヘッドランプがあり家の中などそれほど移動するのに困りはしませんでした。

 食事は停電と関係ない地区のスーパーマーケットで弁当などを調達。こちらではいつも品切れ状態だったのです。

 またガソリンもほとんどこちらの停電地区では長蛇の列か、品切れで早仕舞いでした。

 たまたま奥さんは停電地区にお仕事、自分はまったく関係ない地区に仕事だったので買い物等には困りませんでした。

 また、停電二日目ともなると何を優先していったらいいのかわかってきて、まず停電していない隣町でコインランドリーで洗濯と温泉と優雅な(?)日々でした。

 ガス冷蔵庫も持っていることに気がついて、水曜日からはガス冷蔵庫使用。でも電気の冷蔵庫も意外と冷たくて冷凍庫と一番下にある野菜室は最後まで冷えていました。

 

 一番困ったのはやはり水道です。我が家のある地区は全ての家が井戸なので水が出ませんでした。

 一人暮らしのお宅など困ったと思います。しかし、他の家まで気にかける余裕などまったくありませんでした。

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 今日も、高所作業車が通って行きました。

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 近くのイオンの駐車場には、他の県や遠くから作業に来てくれた車がたくさん停まっています。

 停電が長期化することに、こともあろうに我が県の長が、「遺憾である」と発言しとてもがっかりしました。

 感謝の気持ちも表さず。

 県民はみんなわざわざ遠くからやってきて山の中に入って作業をしてくれている方々に感謝しています。

 見ず知らずの山の中で、コンビニに言っても弁当も売り切れでないそうです。

 そんなにして復旧作業をしている作業員の方がたくさんいらっしゃって、頑張っているのに感謝の気持ちも表せないなんて、とても恥ずかしいです。

 基本的に、SNSでは非難や否定することは載せないつもりでしたが、これはあまりにもひどすぎました。

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 それで、今日の我が家の周りの様子です。

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 停電最初に載せた通勤路の脇は明るいとこんな様子です。

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 家のすぐ脇の道には倒れかかった杉の木が電線に乗っかっています。

 倒れた木が全部が全部とは言いませんが、手入れをしていない針葉樹が多いようです。

 これって、一体なぜ?人災でしょ?東京電力が悪いの?

 暑い中、夜も見ず知らずの地で一生懸命に復旧作業をしている方々に感謝もせずに、「遺憾だ」なんて言えるのでしょうか?ああ、恥ずかしい!

 東京電力や他の電力会社のみなさんありがとうございます。